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日曜日は、頼まれものの楽譜を探しに行って来ました!
ちょうどミラノはシティーマラソン当日。 天候にも恵まれ、ということもあってドゥオーモ界隈はこんな感じ! Galleriaの正面入り口がゴールなんですね。 Galleriaは何のために作られたのかご存知ですか? 昔々、お姫様がスカラ座にオペラ鑑賞へ出掛けられる際、雨の日も濡れなくて済むように作られたんですよ! 大阪ミナミの花月や新喜劇を見に行くためのアーケードとはエライ違いです!! Galleriaの中心には闘牛のモザイクが埋め込まれているのですが、そこの窪んでいる部分に踵を据えて3回転する! これは、もう一度ミラノに戻って来れますようにというお呪い! みんなが回るから、闘牛の大切な部分は・・・。 行かれたらみんなも回って下さいね! で、ここがRicordi内部の楽譜棚。 手前からヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの順で楽譜が詰まった引出しがあります。 ここで見つからなかったら、ミラノのコンセルヴァトーリオ(Conservatorio)音楽大学の図書館に行くと大概が見つかります。 が、一般の入館は出来ないと思います。 なら、どうすればいいかというと。 コンセルから北に真っ直ぐ(Via Conservatorio)進むこと100mほどの場所にピアノ屋さんがあるので、そこにも楽譜が置いてあります。 探される場合は気にとめておいて下さいね! ピアノ屋さんの脇道をサン・バビラ(S. Babila)地区へ向かうと、ミラノ派を代表する製作者Antoniazziの工房があった場所に行き着くはずです。 今は家具屋さんというかクッションや銀食器を扱うお店になってますけどね。 興味があれば探して下さい! 因みに、G. Ornatiの工房跡は旅行代理店です!! #
by futuro-migliore
| 2006-10-08 10:33
| 仕事 Il Lavoro
紹介をしますとマエストロはちょっと身長が縮んだかな・・・なんてまったく感じさせないほどパワフルに会場内を駆け回っておられました。
今年で72歳になるんだけどそのパワーに感服。 ブースの壁が綺麗ですよね! 会場全体の色がこの色に統一されていています。 さて、マエストロ・マルキさんを紹介しましょう! 写真右がマルキさん。 トスカーナのシエナ出身のマエストロですね! 楽器を手にしてるのは、写真には写ってないんだけれど演奏家の試奏に応えるためセットアップをしている最中をパシャリ。 下は、弓職人マエストロ・ペドレッティさんね! ちょくちょく僕のサイトにも訪問しているらしい・・・。 クレモナから車で45分くらいかな、ブレーシャの小さな村で制作活動を行なっておられます。 そしてッ! 彼が僕の学校の先生だった マエストロ・ダニエレ・スコラーリさん! 声がガラガラだったからカラオケにでも行ったのって聞いたら間髪いれずCoro(歌)やぁ~! 参りました・・・。 次がサンドロとファビオとのスリーショット! 先日、ファビオには「黒ヒゲ危機一髪ゲーム」を送っていたんだけど、まさか夜毎みんなではまろうとは・・・。 日本のフェアにも来日予定だから声を掛けてみて下さいね! サンドロは元の体重に戻ってしまったね・・・。 嫁さんミーリアムも加わって、この後食事に行ってきました! 最近は、ますます磨きの掛かった仕事をしてますよ!! 最後は家族思いのステーファノ! この日も家族揃って会場にいましたね! デカなった2人の子は、どちら似なんだろうね? この会場をウロチョロしてると捕まるわ捕まるわ・・・。 10mごとに捕まってたんじゃないかな・・・。 でもあの頃やっぱり、本当にみんなに支えられて生活していたんだなって痛感致しました。 そして今も変わらず支えてもらってるんですよね! ここまで鍛えてくれたみんなに本当に感謝しています。 大切なのは初心忘るるべからずです、本当に!! そうそう、フィレンツェ歌劇場のアンナとミカエレも来てましたよ! ルイージとリタの姿は何処かに行ったしまいましたね・・・。 フランスで活躍されている笹野さんの仲間達のブースがこちら! 流石にフランス! お洒落なブースでした。 ルカの登場がないですよね! 後日、ドカンと登場しまっせ!! #
by futuro-migliore
| 2006-10-07 13:20
| 仕事 Il Lavoro
入るにも人数制限があった会場で待ち時間を利用して撮った2枚の写真 展覧会内部は撮影できなかったのが残念・・・。勢いで写せば良かったね!!(笑) 一枚はアマーティファミリーの解説ですね。 内容は、始まりと継承、何処に工房を構えていたとかというもいのです。 待つこと30分くらいかな、中に入れてもらえたのが。 僕らを追うように下の写真の人物が入場してきたんだけど誰だかお分かりになられますか? この方をお分かりの方は、相当弦楽器通ですよ!!(笑) 名だたる名器は、彼のパパさん爺様達の下を離れていったんですから。 もうお分かりになられましたか? 一通り観終わったころ、彼が会場入りしてきたのは。 これからが観る楽しみを倍増させてくれたんです!! そう、この人こそJohn&Arthur BEARE代表のCharles BEAREの息子、Peterさんです。 次世代を担う弦楽器業界のプリンスですね。 因みに余談ですが、彼の誕生日と私は同じ日なんです!! 彼の後を追うようにして、彼の視線で楽器を観る楽しみを勉強させて頂きました。m(_ _)m ペンライトを片手にフムフム、ナルホドの連続! 観えにくい部分まで、ライトのおかげで観やすくなって新鮮に状態を把握できるんです。 ニスであったり、修復跡であったり、それにf字孔内部もそうです。 やっぱり楽器はものを言いますね! 結局2回以上観て周ったけど、作品の素晴らしさは400年経った今でもオーラを放ってました!!! #
by futuro-migliore
| 2006-10-07 10:11
| 仕事 Il Lavoro
今日から3日間、人口71.533人(01-12-05現在)のクレモナは5000人ほど増えて
76,533人ぐらいになる!・・・もう少し多いかな。 そう、モンドムジカ(Mondomusica)なる弦楽器フェアが開催されるんです。 弦楽器に携わっているものなら誰でもがウズウズする日々、その雰囲気を!! 今回はその報告を中心に書いて行きたいと思います。 そう、今回もお土産は当然福砂屋の 「カステラ」!! 本人はしばらく口にしてないことに 書きながら気付きました・・・。 そんなことどうでもイイって・・・、 ハイハィ~!! では、早速本題のフェアの報告ね!! ここクレモナは言わずと知れた弦楽器の街ですよね! 今年は3年に一度の制作者のコンクール、トリエンナーレ(Triennale)*があったり、目玉のDNA アマーティ(Il DNA Degli Amati)があったりとお祭りモード!! *3年に一度だからTriennale これが2年に一度だとBiennale ---有名なのはヴェネツィアですね。 4年に一度、5年に一度は訊かないで・・・。 そのトリエンナーレは寂しい結果に終わりました。 ヴァイオリン、ヴィオラ部門共に1位なし チェロ部門だけが唯一、Francesco TOTOの優勝! それに、今年の目玉は 「Il DNA degli Amati」(アマーティのDNA) アンドレア・アマーティ(Andrea Amati)はクレモナ派の創始者と知られてますよね。 その孫、ニコロ・アマーティ(Nicolo Amati)はストラディヴァリの師匠としても有名!! そのアマーティファミリーの作品が一堂に会しての展覧会は、モデナの博物館の倉庫整理をしていて出てきたというオリジナル・ニスそのままのヴィオラや全てが当時のままの分数楽器の展示もあり素晴らしいものでした!! これだけのものを集められた努力に感服。 ビックリはこれで終わりませんよ!! その続きは後日ということで・・・。 #
by futuro-migliore
| 2006-10-06 10:39
| 仕事 Il Lavoro
ご無沙汰ですピョン・・・(^_^; 怒涛の8月が終わり、9月に入ってもやっぱり大変。 ここを気にしつつ、いつの間にか9月も中旬になってますね・・・。 なかなか時間をコントロールできてませんね、頑張ろッ! 明日は、東京文化会館で来日公演をしてるフィレンツェ歌劇場のメンバーAnna達との打ち合わせです。 品川のトアル場所でガヤガヤ騒がしい連中を見かけたら声を掛けて下さい! 舞台裏に案内とはいかなくとも、メンバーの紹介はできると思います! 夜空を見上げれば、澄んだ空気の中に月がほほえみかけてますね! Nocturneも良いけど、オススメはKeith Jarrettの「KOLN January 24, 1975 Part I/IIa/IIb/IIc」だね! お試しアレッ! #
by futuro-migliore
| 2006-09-12 23:53
| 仕事 Il Lavoro
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