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ドットーレの家族はみんな、彼をそう呼ぶ。
Mちゃんがそう呼び始めたのが切っ掛けだそうだ。 今日、そのプリ様が久しぶりに帰って来た! 日本には僕が知る限り、ルカのチェロは2挺ある。 北海道にある1挺と、このプリ様。 北海道のチェロの愛称を僕は知らない・・・。 きっと同じように家族に愛される愛称があるのだろう。 このプリ様にはルカと僕とが出会った頃からの思い出が 一緒に凝縮されている。 制作途中の楽器をカバンに忍ばせ、初めて彼の工房に 出向いた日は緊張した・・・。 そのときに言われたこと、何だと思います? 「キレイに出来ているが、個性を感じない」 「コピーではダメ」 「自分が何をどう表現したいのかをこれからは考えて」 ・・・と散々だった。 でも、これが良かったと思います。 ナニクソッて頑張れたのも、このときルカに言われたことが あったからだと思えるから。 守破離という言葉がありますが、そのことを教えてくれたのがルカでした。 ルカが製作活動を始めて間もない頃の貴重なヴァイオリンが北海道にはあります。 そのプリモは、ルカがM^ レナート・スクロッラヴェツァの下、研鑽を積んでいた頃の作品でオリジナル・ニスが当時のままに感じられる箇所が残っていました。 来日した際、その容姿を見たルカがあの頃の思い出話と一緒に多くを語ってくれたのを覚えています。 みなさんの楽器にはどんな物語が刻まれてますか?
by futuro-migliore
| 2006-02-18 12:32
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